発生する粉塵処理の手段として広く行われているのが「湿式工法」です。水を噴霧することで、粉塵が舞い上がらず汚泥水が乾式時より狭い範囲に留まります。汚泥水の回収には、専用アタッチメントを取り付けた汚泥水除去装置を使用します。
乾式工法の場合は、粉塵を即座に捕捉する中型~大型集塵機が活躍します。パワーカッター、ドリルモーター、床面研磨機などと接続します。集塵機は、エア流量によって集塵能率が異なります。作業範囲、粉塵の想定量に適合した集塵機をお選びください。
作業現場を清掃する際は、飛散防止のため箒ではなくスクレーパーを使用します。また集塵機を使用する場合はHEPA H13クラスを搭載した集塵機を推奨します。
注記:家庭用掃除機は、吸入性粉塵を捕捉できない構造のため、現場での用途には適しません。